ゆきじろうの一冊[第一弾]三谷幸喜編

今をときめく脚本家と言えば、やっぱり三谷幸喜さん!!
私はもうかれこれ、9年ファンをやっております。
舞台も何作か見ましたし、舞台のDVDも集めております。地方の人間なので、地方公演のある作品にしか行けないのが寂しい・・・
三谷氏は本も何冊か出しています。
最近は朝日新聞の連載がエッセイ集として出されていますね。
「オンリーミー」というエッセイ集も過去出されました。これは今でも手に入ります。
振り返れば奴がいる」の脚本を書いていた頃なので結構昔のエッセイですが、おもしろい!!ウソとしか思えない日常が繰り広げられております。時事ネタは皆無に等しく、いつでも、今でも、今後もずーっと楽しめるエッセイでしょう。
朝日新聞の連載はこれに比べたらかなりおとなしめな印象です。
が、三谷氏の本で一番勢いがあるのはこれだと思う・・・
「大根性」
どうです?!このタイトル。いっけん泥臭いタイトルもなかなか味があります。
これは三谷氏の小説で、高校が舞台。
かつて三谷氏は理系のクラスにいたそうで、そのころを描いた・・・・・・
ノンフィクション・・・だそうです。
とても信じられないけど・・・
と、いうことで主役は三谷幸喜本人。頭でっかちの理数クラスはほとんどみんな運動オンチ。なので体育の時間はいつも「@@@@@@@」(ネタバレしないようにふせました:読んでみて)
なのでクラスマッチもいつも不参加。だったのに・・・・落ちこぼれ三谷が立ち上がる!!彼の行く手に待ち受ける試練とは・・・・
必ず笑える作品です!!

オンリー・ミー―私だけを
三谷 幸喜
大根性
三谷 幸喜 , 薮野 てんや