初詣

にわとり残念だったね

昼2時に起床。
夫婦そろって和服で、初詣に出発。
三が日プラス快晴で、超渋滞・・・
実質3キロくらいの距離、一時間かかってたどり着く。
何にも食べてなかったので、まずは腹ごしらえ。
お好み焼き、串、ジャガバターなど食い漁り
やっと参拝へ・・・
夫がなんと1000円札投げてた。
私はうまれて始めて、身近な人間でお札を投げ入れる人を見た。
私は50円投げ入れました"^_^"
その後は景品付きのおみくじを引いた。
一回500円。
1等から10等まで。
10等が干支石鹸。(けっこうかわいい。)
9等が干支ぬいぐるみ。(ラブリー!!)
8等がクリアファイル。
・・・
6等が白地に毛筆で「道」と書かれた超ださいTシャツ。
(あれはあたってほしくないし・・・)
思っていると同時、
「おっ、俺あれ欲しぃー」
夫が目をきらきらして言っている・・・・(欲しいのかあれが?!)
・・・・
それはともかく、
干支が干支なので(とり!!)
私の目当ては9等の干支ぬいぐるみ!
ひよことニワトリ、二種類あったが、本命はにわとり。
ほっぺがオレンジで超ぷりてぃー!
「よし!!あのぬいぐるみ当てるぞ!!」
夫にはっぱをかけ、いざ出陣!
・・・
・・・
結果、二人して「8等」
クリアファイル3枚入り、掛ける二人分で計6枚・・・
「一番ほしくないのが当たったね・・・」
うなだれる私と夫。
「まぁ、クリアファイルは使うよ、俺」
夫が言う・・・
「・・・・・・・」
雨が降り出した。
とりあえず雨宿り。着物がぬれちゃうし・・・
「・・・もう一回ひいてくる。」
私は決心した。
景品つきとはいえ、おみくじを一日に二度も引くのは、いささか気が引けた・・・
が、このままでは帰れない。
「絶対ニワトリ当ててくるき!」
夫に荷物を持たせ再び出発。
どきどきしながらあけてみると・・・(9等来い!9等来い!!)
「6等」
?!
(6等?!何だっけ賞品・・・)
「Tシャツだーーー!!!」
夫のもとに駆け戻る私。「Tシャツ取ったばーい!!」
喜ぶ夫。
「・・・・」
私は全く欲しくなかったTシャツ。
9等でいいのに・・・6等でなくてよかったのに・・・・
「さすが気合が入っちょったもんな、お前・・・よしっ!!
 俺がぬいぐるみとってきてやろう!」
今度は夫が引きに行く。
私が荷物を持ちそのまま雨宿り。
・・・
・・・
夫がとぼとぼ戻ってくる。
手にクリアファイルを持って・・・・クリアファイル計3かける3の9枚・・・
「・・・・」
「・・・・・・」
「使えねぇな。お前・・・」
「・・・・・・もう一回ひくか?」
夫が言った。
「はぁ・・・・(ため息)。まぁ、ともかく気分転換しよう!梅が枝焼きでも買いに行こうぜ!」
この負のオーラを断ち切るためにー
クリアファイルの呪縛を断ち切るためにーー
一度梅が枝もちを買いに行く。
すれ違う人々の手に持っている賞品が気になる。
(あっ、ニワトリだ・・・いいなぁ・・・
クリアファイルと交換してくんないかな・・・
あっ、Tシャツ当ってはる・・・
あの人もクリアファイルや・・・・)
贅沢は言わない。9等でいいんです・・・・
再び戦場へ舞い戻る私ら夫婦。
「・・・じゃ、行って来る!」
私はこれまで以上の気合でくじを引きに行った・・・
・・・
・・・・
「5等」
(はぁ?5等ってなんや?!)
ひざ掛けだった・・・・
がっくりうなだれて夫のもとへ。
「なんで・・・・9等でいいのに・・・・」
「よしっ!俺も行って来る!!」
「もういいよ・・・」
「いや、待ってろ!にわとりもって来てやる!」
500円片手に再び戦地へ赴く夫。
・・・・
・・・・・
戻ってきた。
クリアファイル片手に・・・3かける4・・・計12枚・・・・
「・・・・」
「・・・・・・」
帰ろう・・・・
二人とぼとぼ境内を出て行く。
「はぁ・・・(ため息)」
「・・・・・」
「お前・・・・なんで3回ともクリアファイルなわけ?」
「もう言うな・・・」
夫も落ち込んでいる。
「私はまがりなりにも、3種類とったぜ。しかもお前の欲しかったTシャツまで当てたのに・・・」
「・・・言うな・・・」
「なんで、クリアファイル3つも。」
「・・・・・言うな。三回8等ってすごいばい!俺!!」
「・・・・はぁ・・・(ため息)私は8等6等5等とあがっていったのに・・・私が6回引けばよかった・・・」
「そうやな・・・」
夫も納得している。
夫にはくじ運はないようだ。
しかし8等多すぎなのでは?末広がりで縁起がいいからか。
8等多すぎだよ・・・・泣き
絶対すべての賞品の中で一番原価安いし・・・・
はぁ・・・・
どなたかニワトリばかり当って困っている人いたら、教えてください・・・・