考えるゆきじろう君「むむむ・・・」

ゆきじろう君はあのちいこい頭でいろいろ考えておられるようです。
言葉の練習をしていたときのこと。
「とげとげゆきじろう君!!♪♪とげとげゆきじろう君!!」何度も繰り返し、しゃべっています。
「とげとげ!!ゆきじ!!♪」
ノリノリです。止まり木の上を左右に移動しながらしゃべりまくり!!
「とげとげゆきじゅ・・・」
「・・」
「とげとげゆきじろう君!!♪」

そう、いい損なってしまったゆきじろう君。なんと彼は、一瞬の沈黙の後、言いなおしたのです!!!
彼なりにプライドがあるのでしょうか。言い直した声は少し大きいのです。
その後は何もなかったようにしゃべりまくっていました。
機嫌がいいときは5分から10分くらいしゃべりまくっています。

なかなか賢いのです。

一方こんなことも、
「ゆきじろう君!なんですか?」
私がよく使っていたフレーズ。ゆきじろう君は私を呼ぶときいつもより甲高く鳴きます。
そういうときに私が訊ねていたのです。
その言葉を、ゆきじろう君はいつの間にか覚えてしまいました。
「ゆきじろう君!!♪なんですかーゆきちゃん・・・なんですかーー」
そのときもゆきじろう君ノリノリでしゃべっていました。
私は同じ部屋でそれを聞くともなしに聞いていました・・・
そのときです。
「ゆきじろう君ですかー」



!(^^)!ゆきじろう君なんですかー?を勝手に縮めたのです。
偶然ですが日本語として成立しています。
このときのゆきじろう君は沈黙せずにしゃべり続けました。
これは間違っていないことを知っているのか?
・・・ただものではないゆきじろう君。ちいこい脳みそには小脳だけがあるのではないようです・・・