技術とは
「捨てる!」技術 を読んでみた。
昔、流行ったんだよね?
超・整理法なんかと一緒にさ。
先日ブック・オフで買ったので、
電車に乗ってるときに読んでみた。
☆
「捨てる!」技術
辰巳 渚
宝島社 2000-04
売り上げランキング 14,134
おすすめ平均
捨てるものがありません
ある種、究極の自家撞着
捨てられない心理がわかる本
Amazonで詳しく見る by G-Tools
☆
「整理整頓」は我が家のテーマである・・・
夫がほんとうにずぼらで、散らかす生き物。
ゆきじろう君とつきんこはまだわかる。
「ふんたれゆきじろう君やねーー(*^_^*)」
言いながら、片付けるのも楽しい。
しかし、夫。
仮にも人間。
散らかし放題の野生動物状態は、決して許されるものではない。
新聞読んだら広げたまま床に散らかし。
ジュース飲んだら空き缶もほうりっぱなし。
お菓子を食えば、食いかすをぽろぽろ落とすし。
頭をかいては、髪の毛を落とす。
本は積み上げ、通路をふさぎ。
ゴミ箱の周りにごみを散らかし(ゴミ箱がいっぱいか、投げ入れたものが入らなかったらしい)。
・・・
・・・・
気にならないらしい。
私だって、それほどきれい好きではない。
が、それでも日々こつこつ整理整頓しているのである。
使い終わったものはすぐに「定位置」に戻すようにしているし(我が家ではそれを「キーポン」とよんでいて、合言葉にしている)、
読み終えた本や雑誌、DMはその場で処理を決めることにしている。
「とりあえずとっておくは禁句」
「いつか なんてこない」
この本には「格言」がいくつもあった。
☆
「ちょっと。」
「なんや?」
「捨てる!技術をよんでみたんやけど」
「おお」
「肝に銘じてほしいことがあるき」
「・・・」
「あなたが死ねばみんなごみ!」
「・・・・」
「目に付いた、まさにそのときが捨て時!」
「・・・・・・」
「ほれっ!唱えてみい!」
「あなたが死ねばみんなごみっ!!目に付いたときが捨て時っ!!!」
「違うやろ!目に付いたまさにそのときが捨て時やっ!」
「どっちでもいいやろ、そんなもん」
「ともかく、いつかなんてこないんや。取りあえずとっておくはやめろっ!」
「そんなこといっても、使うときがくるんや」
「そんなもん、100に1つや。スペースにも家賃かかってるんや。」
「・・・」
「気持ちよくすごそーぜ!」
「・・・・おまえなぁ、狭いながらも楽しい我が家やぞ?」
「うるさいんだよ!」
☆
ともかく夫が散らかし魔だ。
やつに自覚してもらうしかない。
☆
「捨てる」ということはどうしても罪悪感を伴う。
どうも贅沢な気がするし。
私も「捨てる」のは好きではない。
なので私はなるべく「リサイクル」をしている。
ペットボトルやトレー、
紙パックは当たり前。
ダンボールや雑誌、新聞も当然。
さらには「プラ包装容器」やレトルト食品の紙などもせこせこ
仕分け。
しっかりリサイクルにまわしている。
なので、リサイクルについてはちと詳しい。
「これはプラやろっ!あほタレが!!」
「もういいやろ、捨てても・・」
「いいからプラにいれろ!こっちは色つきやからプラで、こっちはトレーに入れとけ!」
夫にも日々教育している。
つきに1・2度リサイクルセンターに車で運んでいる。
そう、私の罪悪感は、「地球」に対してだ。
人に対してや、ものに対してではない。
先進国の一員として、地球を汚しているからこそ、ささやかな罪滅ぼしがしたいだけなのだ。
せめて、車に乗って、排気ガスだしまくっている分くらいは、環境にいいことしたい。
そう思っている。
☆
しかし、この作者。
「捨てる」ことを徹底していると、余計なものを「安易に」買わなくなるというのだ。
「それはそうかもしれないな・・・」
思ってみる。
なので、この作者はリサイクルにも異を唱える。
そりゃそうだ、この作者の意見だと、リサイクルは罪悪感を感じない捨て方であり、
次の購買活動の抑止にはならないのだから・・・
リサイクルしつつ、
本当に必要なものしか買わない。
それがベストなんだけどね・・・やっぱり。
「地球は未来の子供からの借り物」
私の心に留めている言葉の一つ。
☆
しかし、気長に続けることも必要なので、リサイクルも、例えばすっごく汚れたものなどは、ごみにだしてる。(洗っていると川の水も汚れるしね)
また、出先などでも、あんまりこだわらないようにしてる。
仕事場で出たプラ包装容器なども、申し訳ないがゴミとしてださせてもらっている。
リサイクル、それ自体はいいことの代名詞のようだけど、
さっさと、人間が住みづらい地球になって、
滅亡するほうがいいのかも・・・とよく思う。
そう考えると、リサイクルはそれを遅らせているだけだもんね・・・
あんまりよくないのかも・・・・
ちなみに私は「少子高齢化」も賛成派!
先進国の人口が減っていくほうが地球にはいいからね。